【キングダム】呂不韋の四柱を紹介！能力や人物像、その後について｜漫画・電子コミック情報サイトcomifo（コミフォ）

キングダム序盤から登場する呂不韋（りょふい）。

元商人から成り上がった人物で、絶大な権力を誇り、史実にも登場します。

キングダム原作では大王の座を巡り、嬴政（えいせい）と対立し、最後は破れてしまいます。

最後の舌戦は見どころ満載でしたね。

その呂不韋を支えたのが「呂不韋四柱」と呼ばれる四人です。

それぞれ個性豊かな面々。

ただ、四人全てが呂不韋に忠誠を誓っていたか？と言われると疑問が残ります。

その辺も交えつつ、今回は呂不韋四柱に焦点を当て、「呂不韋の四柱を紹介！能力や人物像、その後について」と題してお送りします。

Contents

【キングダム】呂不韋四柱・蔡沢（さいたく）の能力や人物像、その後について
【キングダム】呂不韋四柱・蒙武（もうぶ）の能力や人物像ついて
- 蒙武のその後を考察
【キングダム】呂不韋四柱・李斯（りし）の能力や人物像について
- 李斯のその後を考察
【キングダム】呂不韋四柱・昌平君（しょうへいくん）の能力や人物像について
- 昌平君のその後を考察
【キングダム】まとめ

【キングダム】呂不韋四柱・蔡沢（さいたく）の能力や人物像、その後について

出典:https://manga-tei.com/

蔡沢とは

●担当：外交
●出身：燕
●階級：元丞相

齢70は超えているであろうその姿。

それもその筈、秦四代に仕える老臣で、昭王時代には丞相を務めた人物です。

でも普通に考えて、昭王時代には丞相にまで取り立てられた人物が、呂不韋に仕えたとは考え難いですね。

実際に呂不韋の為に、という具体的な事は原作では描かれていません。

秦にとって何が最良か？誰が王であれば秦が繁栄するのか？

それが当時幼かった嬴政ではなく、呂不韋だったのでしょう。

蔡沢は呂不韋に仕えた訳ではなく、全ては秦のため、秦を想う忠義の志だったと言えます。

蔡沢の外交面の活躍はキングダム原作でも描かれています。

斉を合従軍から離脱させたり、斉国の王と秦王嬴政の謁見をお膳立てし、結果斉国の事実上の降伏を引き出します。

嬴政は謁見の場で、中華統一後を法治国家として整備し、王ですら法の下であると説きます。

それを見た蔡沢は「よくぞここまで・・・」と言い、そのまま死亡します。

成長した嬴政を目の当たりにし、真に国の行く末を憂えた者の安心感が感じ取れる最後の言葉であり最後の姿でした。

【キングダム】呂不韋四柱・蒙武（もうぶ）の能力や人物像ついて

出典:https://masaru-tomoyume.hatenablog.com/

蒙武とは

●担当：軍事面
●出身：斉
●階級：大将軍

蒙武ここにあり！！と存在感を示したのは中華最強と称された楚の汗明を一騎討の末打ち破った場面でしょう。

重量級同士の一騎討はキングダム史に残る戦いでした。

この一騎討を制した事で合従軍編の勝敗が決したと言っても過言ではありません。

ただ、蒙武に関しては呂不韋の為に活躍したか？と言われれば、そうではありません。

呂不韋VS嬴政の最終決戦の場にも蒙武の姿はありませんでした。

口数は少なく、父蒙驁の死に際しても多くを語らなかった蒙武。

政治的な事には興味がなく、戦場にしか興味がない、生粋の武人、それが蒙武です。

蒙武のその後を考察

キングダムでは合従軍編以降の大きな戦いは

キングダム大戦

●著雍攻防戦

●嬴政加冠～嫪毐の乱

●黒羊攻防戦

●鄴攻略戦

と続きますが、そこに蒙武の姿はありません。

つまり合従軍編以降は目立った活躍がない事になります。

史実では蒙武は主に楚攻略において活躍した人物として登場します。

今は、ほぼ趙との戦いが描かれていますから、蒙武の出番なしなのでしょう。

しかし、秦の中華統一には大国楚は避けて通れない存在であり、原作においても今後、楚との一大決戦が描かれる可能性が高いでしょう。

そこには楚を震え上がらせる蒙武の雄姿が見られる筈です。

と言いますか、蒙武を見たいです。

【キングダム】呂不韋四柱・李斯（りし）の能力や人物像について

出典:https://comic-kingdom.jp/

李斯とは

●担当：内政
●出身：楚
●階級：文官

武人ではなく文官、今で言う霞ヶ関のキャリア官僚の位置づけでしょうか。

李斯は頭が切れ、プライドが高い、そして融通が利かない、こんな場面を原作では何度も見せています。

本当にキャリア官僚みたい？と言ったら怒られますね。

呂不韋四柱時代は、内政面を飛び越え、調略、暗殺画策など裏でも暗躍します。

嬴政陣営では最も警戒され嫌われた人物と言えるでしょう。

裏を返せば、呂不韋を最も支えた人物であり、忠誠心が厚い人物でもあります。

結果的に呂不韋失脚後は投獄されてしまいますが、中華統一後の法治国家を目指すに嬴政とって、李斯は必要不可欠な人物。

以下のシーンで李斯が必要だという事が分かります。

出典:https://xn--w8jtkjf8c570x.com

現在は、嬴政の法治国家の理想を叶えるべく、嬴政を支える重要人物の一人として活躍しています。

李斯のその後を考察

史実では、中華統一後、李斯は中央集権化に多大なる貢献をした人物として評価されています。

一方でライバルを毒殺するなど、裏の仕事もしっかりやっています。

最後は冤罪で処刑されてしまいます。

中々ハードな人生と言えるでしょう。

キングダムにおいては、戦闘シーンが最大の魅力であり、文官の李斯にとっては活躍の場を大々的に描かれない可能性があります。

統一後のスピンオフ編があれば、李斯が主役級の活躍を見せてくれる事でしょう。

【キングダム】呂不韋四柱・昌平君（しょうへいくん）の能力や人物像について

出典:https://kingdom-kaitai.site/

昌平君とは

●担当：軍略
●出身：楚
●階級：軍総司令・右丞相

結論から言うと、昌平君は呂不韋陣営を抜ける事になります。

中華でも指折りの軍略に長けた人物で、軍略面において呂不韋を支えますが、昌平君の目的は呂不韋が国の実権を握る事ではなく、秦の中華統一だったのでしょう。

秦存亡の危機となった合従軍編。

李牧が画策した合従軍ですが、そうせざるを得なかったのは昌平君の「一手」でもあります。

魏の山陽を奪った秦、この山陽が中華統一に繋がる重要な「一手」だと見抜いた李牧が合従軍を結成し、秦打倒に動きました。

この時には既に昌平君は中華統一に向けた絵図を描いていた事になります。

嬴政の中華統一と目的を共有し、呂布陣営を離れるのは必然だったと言えるでしょう。

嫪毐の乱の際に呂不韋に「世話になった」の一言は印象的ですね。

そしてその後、自ら反乱を収めるべく先頭を切って戦い、見事に敵将を打ち取りました。

まさに「知」と「武」を兼ね備えた万能戦士と言えるでしょう。

また画像を見ても「イケメン」であることが一目瞭然。

「知」と「武」と「容姿」、天は二物を与えずというのに、昌平君には二物どころか「三物」を与えています。

昌平君のその後を考察

昌平君が呂不韋の元を去った時、呂不韋の昌平君への評価は気になる場面。昌平君のことを「本来人の下につくような人物ではない」と呂不韋は言います。史実では昌平君は秦から離れて楚の王になっていきます。キングダムでも昌平君は秦を裏切るのかな？そのことを暗示してるのかも。#キングダム pic.twitter.com/0yiQO6lf8N

— comic-search (@search_comic) January 3, 2020