秦国の将軍には、個性豊かな面々が揃っています。
そのなかでも騰(とう)は、群を抜いているのではないでしょうか。
見た目も、洋風な顔立ちと特徴的なヒゲ。
そして何と言っても「ファルファル」と鳴らす剣術です。
この「ファルファル」とは一体どんな原理で鳴っているのか、多くの読者が気になっていることだと思います。
どれだけ剣を振り回しても、なかなかこの音は出せませんよね。
そこで今回は、騰のファルファルの原理について解説します。
作中トップクラスと言われる、騰の剣術の秘密が明らかになりますよ!
【キングダム】騰とは?
騰は、王騎(おうき)将軍の副官として登場しました。
王騎亡き後は軍を受け継ぎ、将軍となっています。
いつもポーカーフェイスで、王騎の副官だった頃は謎に包まれた存在でした。
しかしその剣術の強さは敵味方含め、驚くほどの強さで作中トップクラスの実力だったのです。
王騎がいた頃はその強さはあまり知られていなかったようですが、王騎は騰の強さを認めていました。
命を落とす直前に王騎は、騰の実力は自分に見劣りしないものだと語っています。
騰はお茶目な一面があり、真剣な場面でもよくふざけています。
王騎将軍のモノマネをしたり、自分の軍に所属する録嗚未(ろくおみ)を死んだと冗談を言ったりしていましたね。
そして、そんなときでもポーカーフェイスは崩しません。
それがさらに笑いを誘い、騰の魅力を引き出しているのでしょう。
【キングダム】騰の剣術「ファルファル」
出典:https://masaru-tomoyume.hatenablog.com/
騰を語る上でかかせないのが「ファルファル」です。
騰が剣を振るうときは、ファルファルと擬音が鳴り響きます。
そして円を描くように剣を回して、敵を斬り倒していく剣術です。
初めてファルファルが登場したときは、度肝を抜かれた人も多いのではないでしょうか。
https://twitter.com/Ryh1n/status/944777435123294208?s=20
今ではキングダム読者の中で、有名なものとなっていますよね。
【キングダム】ファルファルの原理とは?
ここからは、ファルファルの原理を解説していきます。
解明のカギとなるのは、騰の子供時代にあります。
騰の剣術の奥義
6歳の騰は、剣術の師匠に剣の奥義を教わっていました。
師匠はその奥義とは「螺旋」だと言い、騰に剣先を見るように言います。
その剣先は止まっているように見えて、わずかに先端が回転していました。
師匠によるとこの原理は、小指で柄の尾を回転させ刃の先端に伝えることで可能となるもの。
この小さな回転も含めて、動くものにはすべて力が宿っており、小さな円は回転するたび力を増幅させていきます。
それがどんどん大きな円となっていくことこそが、この剣術の奥義なのです。
ファルファルの音
師匠は奥義を極めたかどうかは、ファルファルでわかると騰に教えています。
剣の回転を止めずに動かし続けると、ファルファルという音が鳴るのです。
そして、最高なファルファルの音色を見つけるのだと語っています。
これがファルファルの原理、そして騰のファルファル伝説の始まりです。
ファルファルが描かれた経緯
原作者の原先生は、剣を回して戦う剣術は映画「ロードオブザリング」からヒントを得たとインタビューで答えています。
そしてファルファルは「クルクル」という擬音から発展したそうです。
しかし深く考えたものではなく、そのときのノリで生まれたのだとか。
原先生は、理屈じゃないから面白いともおっしゃっています。
【キングダム】騰の剣術は作中トップクラス!
騰の剣術ファルファルは、作中で数々の敵を倒してきました。
合従軍編では、勝てる者はいないと言われた楚の将軍、臨武君(りんぶくん)を討ち果たします。
騰自身も自分の強さに自信を持っており、六代将軍である王騎をそばで支え続けた自負があると語っています。
王騎に対する尊敬と軍を任された使命感が、騰の強さをさらに引き上げているのではないでしょうか。
その実力のすべては未だ明かされていませんが、王騎が認めただけあって、作中トップクラスなことは間違いありません。
蒙恬(もうてん)は六代将軍が復活したら、騰は確実に選ばれると言っています。
父である大将軍、蒙武(もうぶ)を近くで見てきた蒙恬が言っているので、高い説得力がありますよね。
まとめ
騰の剣術、ファルファルの原理がお解りいただけたでしょうか?
師匠から教わった、独特の剣術こそが原理だったのです。
これからも騰は、作中トップクラスの実力で私たちを驚かせ続けることでしょう。
もちろんファルファルの音にも、注目していきたいですよね。
実は作中では、ファルファル以外にも「ファルル」や「フェル」なども登場します。
今後も新たな擬音が登場するかもしれませんし、さらなる騰のファルファル伝説に期待したいですね!
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