五条悟と乙骨憂太は菅原道真(すがわら の みちざね)の子孫であり、二人は遠縁にあたります。
菅原道真といえば“学問の神様”というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
そんな菅原道真はなぜ怨霊と呼ばれるようになったのでしょう。
日本三大怨霊である、平将門(たいら の まさかど)・崇徳天皇(すとくてんのう)とあわせて、解説と呪術廻戦への登場を予想してみました。
菅原道真・平将門・崇徳天皇が活躍していた、平安時代を生きていた呪術廻戦の人物のまとめも一緒にご覧ください。
【呪術廻戦】日本三大怨霊とは?
怨霊とは、祟りや災いをもたらす悪霊です。
強い恨みや憎しみを抱く人の魂や、非業の死を遂げた者は、怨霊となって現れ祟りや災いをもたらすと言われており、そのなかでも日本三大怨霊の菅原道真・平将門・崇徳天皇は、大災害をもたらす強大な力をもつとされ恐れられています。
【呪術廻戦】菅原道真・平将門・崇徳天皇の解説
菅原道真~落雷をもたらしたことから、雷神として崇められ天神様と呼ばれるようになった。
出典:https://cultural-experience.blogspot.com/
菅原道真を解説します。
菅原道真は幼いころから聡明で、わずか5歳で和歌を詠み神童と称されていました。
青年期には、学者としての最高位であった文章博士(もんじょうはかせ)となり、弓では百発百中の腕前を披露するなど、文武両面に優れていました。
京都から讃岐国の長官として赴任した際は、疲弊していた国を建て直し住民に慕われる優秀な政治家として活躍し、天皇に重用され出世していきます。
しかし、才覚でどんどん出世していく菅原道真を良く思わない者たちにより、無実の罪をきせられ、九州の大宰府に左遷され、2年後亡くなりました。
その後、菅原道真を無実の罪で苦しめた人物が次々と急死していきます。
清涼殿への落雷では7名が犠牲になりました。そのうえ、台風・洪水などの天災も続き、これを菅原道真の祟りと恐れた朝廷は、死後にもかかわらず菅原道真を出世させます。
【今日は #雷記念日 ⚡】
930年6月26日、平安京で落雷事故があったことが由来です。これは太宰府に左遷された菅原道真の“祟り”と信じられ、その後雷の神=天神として祀られるきっかけとなりました⛩#140字でまとめるの難しい pic.twitter.com/btKuzfTNdR— tenki.jp (@tenkijp) June 26, 2021
平将門~朝廷からみると反逆者、農民にとっては英雄という存在。
平将門を解説します。
平将門は天皇家の血を継いだ平家の出身で桓武天皇の子孫にあたります。
父である平良将が亡くなると、領地や遺産をめぐって親族間で激しい争いを繰り返すようになります。
この争いを経て、関東で名が知れ渡りました。
関東で大きな力を持つ平将門は仲介を引き受けるようになったり、助けを求められたりしていくうちに争いに発展。
勢いにのり、自ら“新皇”を名乗るようになると朝廷に対する反逆とみなされ討伐されます。
その後、平安京(現在の京都市の中心にあった都市)でさらし首になり突如、武蔵国(現在の首塚の場所:東京都千代田区)まで首が飛んだと言われています。
首塚では、取り壊そうとするたびに事故が多発し、平将門の怨霊による祟りだといわれるようになりました。
天災が起こると祟りだと祀られ、戦国時代には戦いの神とされました。
崇徳天皇~ひどい待遇を強いられたラスボス級の祟り。
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崇徳天皇を解説します。
崇徳天皇は鳥羽天皇の第一皇子として誕生しました。
白河上皇が崇徳天皇をとても気にかけており、鳥羽天皇を退位させ、数え年5歳で崇徳天皇となりました。
このことから父より疎まれるようになります。
白河上皇が崩御すると父である鳥羽上皇が実権を握りはじめ、鳥羽上皇の子である近衛天皇を即位させます。
その後も確執は深まり、崇徳天皇の弟である後白河天皇との対立から起こった保元の乱に破れ、流罪となります。
配流後は仏教を心の拠りどころにし、自らの反省と、戦死者の供養のため経典の写本を朝廷へ送るが、写本に呪詛が込められていると疑った後白河天皇は送り返します。
崇徳天皇は京に戻ることなく崩御しました。
その後、崇徳天皇の関係者は次々と不慮の死を遂げ、京都の大火や全国的な飢饉、疫病にみまわれました。
【呪術廻戦】菅原道真・平将門・崇徳天皇の登場予想!
呪術廻戦136話では羂索がこのように言っています。
“再び 呪術全盛平安の世が始まる”
呪術廻戦16巻、すでに東京は壊滅状態です。
呪詛師も呪霊も凶悪だった平安時代ですが、現代もそのような状況になろうとしています。
日本三大怨霊である菅原道真・平将門・崇徳天皇も平安時代を生きた人たちなので、呪術廻戦に登場してくることも予想されますね。
関連性を感じるところとしては、菅原道真と梅との関係が深いことから、裏梅と菅原道真に縁があることも予想されます。
そうなると、宿儺とも…。
また、平将門・崇徳天皇の親族間での揉め事の様子は、禪院家を連想させます。
845年~903年 菅原道真
903年~940年 平将門
1119年~1164年 崇徳天皇
※平将門の生まれた年には903年説と884年説がある
日本三大怨霊と同じ時代を生きた呪術廻戦の人物
≪1000年前にいた呪術廻戦の人物≫
- 羂索
- 宿儺
- 裏梅
- 来栖華
- 蘆屋貞綱
- 天元 ※奈良時代(710年~)には存在している
羂索や宿儺・裏梅・来栖華は1000年前の人物として登場しています。
能力や目的などわからないことだらけの彼らですが、それが明かされる日が楽しみですね。
まとめ
日本三大怨霊である、菅原道真・平将門・崇徳天皇の解説と登場を予想しました。
菅原道真・平将門・崇徳天皇は、恐ろしい力を鎮めるため、神として祀られ、古典芸能や物語にも登場し多くの人に知られています。
呪術廻戦にも登場することがあれば、とても魅力的なキャラクターになるのではないでしょうか。
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