漫画キングダムにおいて信や王賁と並んで活躍している武将、蒙恬。
3人の中でも最も早く出世しており、ゆくゆくは大将軍となっていくような順風満帆な未来が想像できるのではないでしょうか?
実は蒙恬は史実でも実在しており、中華統一後も政のもとで活躍をしている武将です。
しかし、史実ではその最期はとても悲しい結末でした。
今回は名将蒙恬の最期について、詳しくご紹介します。
【キングダム】蒙恬の史実まとめ
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はじめに史実での蒙恬の経歴について簡単にご紹介します。
紀元前225年 李信とともに楚国へ攻め入り大敗
紀元前221年 戦国最後の国「斉」を滅ぼす
紀元前215年 匈奴に大勝。万里の長城を築く
紀元前210年 死去
上記の通り、生年は不明ですが、紀元前210年に死亡している人物です。
蒙恬の死には中華統一後の人間関係が大きく関わっています。
中華統一後の情勢から詳しくみていきましょう。
北方での活躍
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中華統一後、蒙恬は対匈奴における司令官として、北方へ赴任をします。
キングダムでは李牧が中央で将軍となる前に活躍していた役職です。
古くから中華の国々は匈奴をはじめとした異民族の侵略に頭を悩ませてきました。
それくらいに北方の遊牧民族は強力だったのです。
時代は異なりますが、歴史上で世界最大の版図を築いたモンゴル帝国も元々はそのエリアの民族ですね。
力量のない武将が配置されても、たちまち領土を侵されてしまうでしょう。
中華統一後ということを考えると、蒙恬が任された匈奴対策は国防における最重要任務の一つでした。
蒙恬は始皇帝の期待に応えて、匈奴を大きく打ち破ります。
結果としては、さらに北方へ追いやることに成功し、今後秦国の領土が侵されないように万里の長城を築きました。
蒙恬の対匈奴戦線は順調といえるでしょう。
始皇帝の暴走
蒙恬は北方で成果を上げていましたが、場所は変わって咸陽では不安な空気が流れていました。
初めての中華統一とそれにともなう体制作りで民衆へ大きな負荷がかかっていたのです。
「統一」政策
中華統一後、始皇帝は様々なものを「統一」させる政策を推し進めていました。
主には「貨幣」「文字」「単位」などですね。
これまで多くの国に分かれていた中華をより一つの国として統治するためにも必要な政策ではありました。
一方で急な生活様式の変更は民衆の不満は高まることにもつながっていきました。
刀狩り
民衆の不安は中枢も感じていたことであり、反乱の目を摘むために「刀狩り」の政策も実施されることとなります。
民衆にとってはかなり縛られた政治に見えたことでしょう。
焚書坑儒
始皇帝の政策上、一番の悪政といったもよいもので、いわゆる思想弾圧です。
書物を燃やし、儒者を生き埋めにする、政策でした。
始皇帝の政治に対して反対をしていた儒学者を黙らせるための措置ですね。
これらの痛みをともなう政策実施に対して、太子扶蘇は何度も始皇帝へ諫言をしていました。
これが蒙恬へも繋がっていきます。
扶蘇との関係
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始皇帝の政策に異を唱える扶蘇は左遷をされることとなってしました。
その左遷先が蒙恬の駐屯する北方だったのです。
これをきっかけに、蒙恬と扶蘇はともに公務を行ることとなります。
扶蘇を大将として蒙恬は匈奴の侵略をよく防いでいました。
この後の流れも考えると扶蘇も蒙恬を大きく信頼をしていたのでしょう。
始皇帝の死と権力闘争
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始皇帝の崩御
紀元前210年の巡遊中に始皇帝は病を発し、亡くなってしまいます。
その死は側近である趙高たちによって黙秘され、蒙恬や扶蘇のもとへ情報が届くことはありませんでした。
趙高の暗躍
絶対的権力者が亡くなると大抵権力闘争が起こります。
秦も例外ではありませんでした。
始皇帝の遺書では扶蘇を後継者とする旨があったのですが、側近である趙高がなかったことにしてしまいます。
それどころか、趙高が自ら実権を握るために扶蘇の弟である胡亥をまるめこめ、擁立するのです。
その段階で趙高にとって扶蘇は邪魔者となったのでした。
実質扶蘇の右腕となっていた蒙恬に対しても同様です。
【悲しすぎる結末】最後は自害して死亡する
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扶蘇の死
扶蘇と蒙恬のもとへ始皇帝の詔書が届きます。
内容は「これまで軍を与えてきたけど、全然成果が出ていない。それだけでなく私を誹謗するとは不孝者である。よって自害しろ」というものでした。
もちろん扶蘇および蒙恬を亡き者にしようとする趙高が作成した嘘の詔書ですが、扶蘇と蒙恬には確かめるすべがありません。
蒙恬はあまりに急な出来事に疑いを向けました。
しかし、扶蘇は誠実で孝行者であったため抵抗もせず死を選びました。
蒙恬の死
はじめの詔書では抵抗し、無実を訴えていた蒙恬でしたが、即位した胡亥から改めて「自殺」の詔書が届きます。
これには蒙恬ももう打つ手なしと悟ったのか、毒を煽って自殺します。
死の際には「なぜ何の罪もない私が死なねばならないのか」と最後まで無実を主張していました。
しかし、「わたしが死ぬ理由があるとすれば、長城の建築にあたり地脈を絶ったことだろう」と命を絶ちました。
蒙恬の死後すぐに、弟の蒙毅をはじめとして蒙一族はことごとく死罪とされてしまいました。
中華統一に多大な貢献をした蒙恬の最期は、事実がわからない中で一方的に死を賜るという悲しいものでした。
もし蒙恬が生きて入れば秦の滅亡はもっと先のことだったのかもしれません。
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