キングダム

【キングダム】壁(へき)は史実で実在したの?モデルの正体を考察

 

キングダムに出てくる将軍たちは、人並み外れた強さやカリスマ性があります。

しかし壁は良い意味で平凡で、読者から見ても親しみやすいですよね。

物語序盤から登場しており、キングダムのなかでも主要キャラクターと言えます。
 
 
壁は将軍となり今まで以上に活躍していることから、史実で実在した人物なのか気になっている人も多いのではないでしょうか?

今回は壁が史実で実在していたのか、そしてモデルの正体を考察していきたいと思います。

 

【キングダム】壁とは?


出典:https://note.com/

壁は昌文君(しょうぶんくん)の副官として、王弟反乱編で初登場しました。

どこか頼りない一面もあり、残念ながら周囲からの評価は決して高くありません。

しかし今では、将軍にまで登りつめています。
 
 
壁は心優しい性格で、信の良き兄貴分のような存在です。

信も「壁のあんちゃん」と慕っていますよね。

将軍になっても偉ぶることなく、情けない表情や失敗を見せるところは親しみやすさを感じます。

その失敗を取り戻そうと奮闘する姿は、誰しもが応援したくなるのではないでしょうか。
 
 
特に橑陽(りょうよう)の戦いで、意識を失いながらも犬戎(けんじゅう)族の王ロゾを討ち取ったシーンは感動ものです。

 

【キングダム】壁は史実で実在したの?

史記に「壁」の文字がある!?


出典:https://comicin.jp/

壁が史実で実在していたかを解くカギは、中国の歴史書「史記」にあります。
 
 
史記には「將軍壁死」の記述があるのです。

一見すると「壁将軍が死んだ」の意味に取れますよね。

原作者の原先生も、そう解釈して壁を描いていたそうです。

そして史実通り、壁は死ぬ予定だったとか。
 
 
しかし「壁死」は、城壁の中で死ぬ意味の熟語なのです。

つまりこの「將軍壁死」には「壁将軍が死んだ」と「将軍が城壁の中で死んだ」の2つの解釈ができます。

原先生は途中でこのことに気付き、当初の予定と違う「将軍が城壁の中で死んだ」の解釈を選んだそうです。

壁は漫画オリジナルキャラ


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上記のことから、壁は漫画オリジナルキャラクターと言っていいでしょう。

解釈の違いにもよりますが、一般的に史記の「將軍壁死」は「将軍が城壁の中で死んだ」の意味のほうが有力なようです。
 
 
また、これは屯留反乱の時期のことを記したものです。

屯留では政の弟、成蟜が命を落としましたよね。

史記には屯留で成蟜が死ぬことは、はっきりと書かれています。
 
 
当初の予定ではここで壁も死ぬ予定でしたが、解釈の違いに気付いた原先生はこのときのことを、コミックス35巻のあとがきにこう記しています。

「自然と成蟜の方へ焦点があってゆき、ルイも登場し、もはや壁(の死)がつけ入るスキはなく・・・」

また「壁の史実バリヤーはなくなった」とも書いているので、屯留以降は完全なオリジナルキャラとなったわけですね。
 
 
最初は史実で実在した人物として描かれ、後に漫画オリジナルに変わった珍しいパターンなのです。

 

【キングダム】壁のモデルの正体を考察!


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壁のモデルの正体は、今のところわかっていません。

最初は史実で実在した人物として描かれていましたが、壁の少し頼りない兄貴像をモデルとして原先生自ら生み出したものでしょう。
 
 
信が初めて戦場に出たとき、千人将として壁も同じ戦に参加しています。

戦場のことが何もわからないまま突っ走る信に、冷静に助言しているシーンもあります。

また信に政の近況を伝えることも度々あり、2人の間を繋げる役割として生まれたキャラクターかもしれませんね。

 

まとめ


出典:https://bookmeter.com/

キングダムで、壁は最初は史実で実在した人物として描かれました。

そして今は、漫画オリジナルキャラクターとして描かれています。
 
 
モデルの正体はわかっていませんが、信の良き兄貴分が必要だったことから生まれたのではないかと考察しました。

そして壁が持つ平凡さは、私たち読者にとって親しみやすい存在です。

原先生は、そのようなキャラクターを作りたかったのかもしれません。
 
 
平凡だからこそ応援したくなる壁将軍の、さらなる活躍に期待したいですね!