作中では、中華の南一帯を支配し、最大級の領土を持つ大国『楚』。
主人公の信(しん)が所属する秦国の最大の障壁になりそうな気がしますよね。
楚は、国力もかなり高いとされ、一騎当千の勢いを持つキャラクターが多く登場しています。
キングダムに登場する人物の中には、登場した時点では正体が何なのかわからない人物も多く登場します。
物語が進むにつれて、正体や人物の背景が明かされていき、キングダムには魅力的な世界観が創られています。
大国である楚の武将として登場する白麗も、登場しだした当初は正体不明の人物になっていました。
今回は、そんな白麗にスポットを当てて史実で実在したのかやモデルとなった人物を考察していきます。
【キングダム】白麗は史実で実在したの?モデルは?
白麗は、楚の若手として登場します。
楚の若手として登場するキャラクターは、ほどんどが史実には登場せず、モデルが誰なのかはわからない人物です。
では、楚の若手として今後信と戦場で戦うことが予想される白麗は、史実にモデルが登場するのでしょうか?
白麗は、史実には登場せず実在した人物がモデルではないようです。
つまり、白麗は実在しない人物でキングダムのオリジナルキャラクターということですね。
キングダムで若手として描かれるキャラクターは、王賁(おうほん)や蒙恬(もうてん)のように父親や祖父が登場することがありますが、白麗の父親や祖父は今のところ登場していません。
しかし、白麗には姉がいる設定になっていて、白麗の姉の白翠(はくすい)が登場します。
作中では、姉がいる人物が登場することは珍しく、白麗はキングダムに登場する人物の中でも一種独特なキャラクターになっています。
このような設定が、白麗が読者に人気である理由なのではないかと考えられます。
漫画『キングダム』は、豊かな想像力を生かして、歴史に独自のアレンジを加えていき壮大なスケールの物語になっていくのが魅力です。
白麗のように、史実に実在しない人物も、『キングダム』の作中でものすごく注目を集めることが出来るんですね!
【キングダム】白麗の正体とは?
出典:https://booksopinion-n.blogspot.com/
白麗は、楚の若手の武将として、本編23巻から始まる合従軍編で初登場します。
キングダム作中に描かれている戦いで、白麗が参戦した戦いは合従軍編の函谷関の戦いのみです。
函谷関いでは、同じく楚の若手として登場した項翼(こうよく)とともに、蒙武(もうぶ)・騰(とう)の連合軍と戦いました。
主に使用している武器は、弓で中華十弓に名を連ねるほどの腕前を持っています。
白麗が打つ弓の攻撃力はかなり高く、多くの敵武将を倒しています。
キングダムの作中で、弓をメイン武器として使うキャラクターは珍しく、弓使いのキャラクターは多くが強いキャラクターとして描かれています。
キングダム作中では、主人公の信(しん)が所属する秦と最大級の領土を持つ大国楚が対戦した戦いは函谷関の戦いの戦いのみです。
しかし楚は、史実では秦の中華統一における最大の壁になる存在で、今後秦と楚の戦争が描かれると考えられます。
函谷関の戦いで大活躍した白麗は、今後のキングダムで将軍として再登場するかもしれませんんね。
楚は領土が広い大国ゆえに、軍に在籍する人の数も多いですが、将の数は他の国と大差がなく、将軍になるにはより激しい競争を勝ち抜かないといけないと作中で語られています。
楚の将軍になる者は、他の国の大将軍並みの力を持つと、白麗と共に戦った臨武君(りんぶくん)は主張しています。
白麗や項翼が将軍として登場してくるのが今から楽しみになりますね!
まとめ
白麗が実在した人物なのかやモデルとなった人物の正体を分析しました。
キングダムは、個性的で特徴のあるキャラクターが沢山出てきて、それぞれの持ち味が戦いを盛り上げてくれるのが大きな魅力の一つですよね。
キングダムでは、連載開始から今まで様々な戦いが描かれてきました。
弓で戦う博麗は、敵に突っ込んでいく項翼の戦いと非常に相性が良く、強力なコンビネーションで敵を圧倒します。
将軍になった白麗や項翼がどんな活躍をするのか楽しみのしていきたいですね!
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