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【キングダム】輪虎(りんこ)の最後が謎?本当は信とどっちが強かったのか考察

信の成長に影響を与えた武将はたくさんいますよね。

王騎将軍や麃公将軍は信の生き方や戦い方の指針になる存在でした。
 
 
また、敵ながら信を大きく成長させた武将の一人が輪虎(りんこ)です。

輪虎は秦の山陽攻略戦で、信との一騎打ちに敗れて戦死しますが、その最後は少し謎が残るものでした。
 
 
今回は、輪虎の最後の戦いを振り返りながら、本当は輪虎と信のどっちが強かったのかを考察したいと思います。

【キングダム】輪虎(りんこ)の最後が謎?

輪虎の基本情報


出典:https://ameblo.jp/

輪虎は、かつての趙三大天である廉頗(れんぱ)が、絶大な信頼を寄せる四天王の一人です。

今回は廉頗が魏国へ亡命したため、魏の将軍として秦軍と戦っています。
 
 
見た目は信が「ガキ」と呼んだように童顔でかわいい顔をしていますが、実年齢は30代。

信より10歳以上年上です。


出典:https://fika-fika.net/

二刀流で、廉頗の飛槍という異名を持つ輪虎。

かつては、王騎軍の鉄壁の守りをかいくぐり王騎将軍に一太刀を浴びせたこともあるのだとか。

このエピソードだけで輪虎のポテンシャルの高さが分かりますよね。
 
 
輪虎はもともと信と同じ戦災孤児ですが、飢えて死ぬ寸前だったところを廉頗に拾われ育てられています。

輪虎曰く、戦いの才能であった自分が、戦いの大天才廉頗に拾われたことは必然であり、まさに天が起こした奇跡なのだと語っています。

輪虎がことさら「天の計らい」と口にするのは、廉頗との出会いや関係性によるものなのでしょう。

輪虎の最後戦いは?


出典:https://aniphorism.com/

輪虎は結果的には、信との一騎打ちで最後を迎えてしまいますが、その戦いには少し謎が残るのです。

その謎が、ひいては信より輪虎の方が強かったのでは?という疑問につながっていきます。
 
 
輪虎の最後の戦いを振り返ってみましょう。
 
 
輪虎に太ももを刺され馬上での足のふんばりが利かなくなった信は、輪虎を馬上から落とし地上戦に持ち込みました。

足に致命傷を負った信に対し、地上戦でも自分の方が有利だと踏んでいた輪虎は、全く諦めていない信の異常なまでの精神の強さに驚き、脅威を感じます。
 
 
信の気迫に満ちた戦いは、周りの魏兵にとっても大きな脅威でした。

武将にとって、一騎打ちに助けが入ることは屈辱的なことで、生涯にわたっての汚点にもなりかねません。

それを重々分かったうえで、国を守るために魏兵の一人が信に襲い掛かります。
 
 
危機一髪阻止した楚水(そすい)副長でしたが、隊長郭備(かくび)を暗殺された恨みが強かったのか、輪虎に対し激しい殺意を向けてしまいます。

殺意に反応し反射的に楚水を斬りつけた輪虎、信は自分への注意が外れたその一瞬を見逃さず、輪虎に致命傷を与えました。


出典:https://comic-kingdom.jp/

終わったと確信した信でしたが、再び立ち上がった輪虎に今度は信が驚きます。
 
 
輪虎は、廉頗を支え続けることが、自分が天から与えられた役目なのだと語りました。

だからこんなところで負けるわけにはいかない、負けるはずがないのだと。
 
 
輪虎の言葉を受けて信は答えました。

自分は今まで出会った人たちの思いを全部背負って自分の足で前進するのだと。

そして、「お前と出会ったこともでっかい糧にしてな」と宣言します。


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輪虎は信のこの言葉で、自分の運命を悟ったのかもしれません。

廉頗が前線を退いたときに自分の役目は終わっていたこと。

中華はもう若い世代の時代に移り変わっているのだと。
 
 
中でも信は天に寵愛される武将の一人だと輪虎は認めていたのではないでしょうか。

また、今自分が信と戦っているのは、これから中華を背負って立つ存在になるであろう信を次のステージに成長させるための「天の計らい」であると考えていたのです。
 
 
「信・・・君もまた深く・・・」

輪虎は最後に何を思ったのでしょうか?

「信、君もまた深く天に愛されている」と感じていたのではないかと考察します。

【キングダム】輪虎と信 本当はどっちが強かったのかを考察


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輪虎と信は、本当はどっちが強かったのでしょうか?

もちろん信!と言いたいところですが、輪虎と信の戦いを見るとそう断言できない要素がかなりあるのです。

輪虎と信が本当はどっちが強かったのかを考察するために2人の初戦から振り返ってみましょう。

初戦


出典:https://matome.naver.jp/

輪虎は山陽戦が始まる前に秦の千人将を何人も暗殺しています。

将軍までもが討ち取られたと知り、信が輪虎を追いかけ一騎打ちに。

しかし、信は輪虎に軽くあしらわれてしまいます。

この段階では輪虎と信にはかなりの武力の差があったと思われます。

輪虎はこの戦いで、信がわずかながら武将の空気をまといつつあると警戒していました。

天に寵愛される武将は一握りだが、もしかしたら信もその一人なのでは?と本能的に感じ取っていたのかもしれません。

2戦目


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2戦目は輪虎VS信と王賁(おうほん)で始まりました。

輪虎の圧倒的な武力には、2人がかりでも太刀打ちできないほど。

しかし、輪虎との激しい打ち合いの中で限界を超えることができた信は、輪虎の左指を斬り落とします。

輪虎に油断があったことは事実ですが、それ以上に信の成長スピードがすごいのだと輪虎も認めていましたよね。

3戦目


出典:https://matome.naver.jp/

輪虎と信が本当はどっちが強かったのかが明らかになる3戦目。

輪虎は本気で信をつぶしにかかってきました。
 
 
信の太ももを刺し馬上での戦いを不利にするなど、なりふり構わず倒しにきていましたよね。

地上戦でも輪虎が優位に立っていたことは間違いありませんが、輪虎が楚水を斬りつけたことで隙が生まれて信に致命傷を与えられてしまいます。

ここで謎なのが、なぜ輪虎は楚水を斬りつけたのでしょうか?

百戦錬磨の輪虎なら隙ができることは予測できたのではないでしょうか?

輪虎の考えで考察するならば、輪虎に隙が生まれたのも天が信に与えた奇跡と考えることができます。

奇しくも、信が天に寵愛される武将であることを輪虎は自分の命をもって証明してしまうのです。
 
 
輪虎と信が本当はどっちが強かったのかを考察すると、単純に武力だけを比べると輪虎の方が強いと考えます。

しかし、天の計らいで信に軍配が上がった!?・・・というよりは、中華統一という大きな目標を持っている信がチャンスを引き寄せて勝ったと考えるほうが自然ではないでしょうか。

まとめ


出典:https://fika-fika.net/

今回は輪虎の最後の戦いを振り返りながら、輪虎が信に敗れた謎を検証しました。

また、輪虎と信が本当はどっちが強かったのかを考察することで、信のこれからの活躍がますます楽しみになってきました。
 
 
信は自身で断言したように、輪虎との戦いを大きな糧として成長していきます。

この後も、要所要所で信が輪虎の強さを思い出すシーンがあり、信にとって輪虎との戦いがいかに重要だったかがよく分かりますね。

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